胸郭出口症候群

胸郭出口症候群

胸郭出口症候群

治療例

症例1

患者
女性 30代

来院
2014年8月

症状
3日前の起床時に首を寝違えて、左側に痛みが出現。その後、徐々に左肘から小指にかけて、すじを違えたような痛み・しびれを発症している。

整形外科を受診して、胸郭出口症候群と診断され、治療を受けるも改善せず。翌日に他院の整体で骨盤矯正を受けたが、こちらでも改善されなかった。

胸郭出口症候群 症例1 画像

治療内容と経過
普段から、うつ伏せか左下横向きで寝るクセがあること。ガバッと起き上がった時に首を寝違えたことを問診で確認。

胸郭出口症候群の原因として、寝姿勢が間違っていること、座り姿勢が悪いこと、急に起き上がったことが考えられる。

普段の寝姿勢から推察するに、背骨のゆがみ向きは右である可能性が高い。

DRT三大指標の検査(圧痛を弱中強で評価)
右下腿三頭筋 弱
右僧帽筋 強
右C2 強

調整は、心地良いと感じる強さを確認しながら背骨を揺らしていき、特に可動性の悪かった胸椎2番を入念にリコイルした。

施術後の再検査で、圧痛は全体の8割方クリアになっていたのでOKとした。その後、注意事項の説明、寝る時と座り方の姿勢指導を行った。

初回施術翌日の起床時に、首の左側の痛みが緩和していたことを確認。

3回目で、首の痛みは完全に消失。4回目で、左肘から小指にかけてのしびれ感も消失した。

考察
原因として、まず寝る時の姿勢が間違っていたこと。背骨は右ゆがみの状態だったので、この場合は仰向けか右下横向きでないと、寝てる間に右ゆがみが進行してしまう。

そして、起床時という、24時間で、もっとも冷えるタイミングに急に首を動かしたことで寝違えを引き起こした。これには疲労の蓄積の影響もある。

背骨全体を正しい左右バランスへ導いた上で、寝姿勢と起き上がり方を気を付けてもらうことで、早期の改善につながった。

その上で、夜の睡眠を十分に取り、座り姿勢も気を付けていけば、予防は万全である。

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