足底筋膜炎

足底筋膜炎

足底筋膜炎

足底筋膜炎の症状

足底筋膜炎の症状

足底筋膜炎は足底腱膜炎とも呼ばれていますが、その名の通り、足裏の足底筋膜部に炎症が起きている症状をいいます。

右足裏か左足裏のどちらかだけに発症することが多く、両足裏同時に起こることは非常に少ないです。

治療例

症例5

患者
女性 40代

来院
2015年6月

症状
職業はイタリアンレストランのパート(フロア担当)。

人気店のため、給仕するのが忙しいだけでなく、常に厨房の端で立ったまま待機していなくてはならないため、立ちっぱなしの時間がかなり長い。

仕事柄と肉体疲労もあって、2ヶ月前から腰痛、右ふともも、ふくらはぎの痛みを発症しているが、特に右足のかかとの痛みがひどい。

これまで他院の整体に通っていたが、改善しなかった。

足底筋膜炎 症例5 画像

治療内容と経過
立ち仕事の際に、体重を右にかけたり、普段から足を組むクセがあることを問診で確認。

足底筋膜炎の原因として、腰で支え切れなくなった背骨のゆがみを右足裏で無理をして支えていたことが考えられる。

DRT三大指標の検査(圧痛を弱中強で評価)
右下腿三頭筋 強
右僧帽筋 中
右C2 弱

調整は、心地良いと感じる強さを確認しながら背骨を揺らしていき、特に可動性が悪かった腰椎4番を入念にリコイルした。

施術後の再検査で、圧痛は全体の8割方クリアになっていたのでOKとした。その後、注意事項の説明と座り方の姿勢指導を行った。

初回の施術翌日に、右かかとの痛みが緩和したのを確認。

3回目までに、腰痛と右ふともも・ふくらはぎの痛みが消失。4回目で、右の足底筋膜炎が消失した。その後、すべての症状が再発していない。

考察
仕事中の立ち姿勢の悪さと日頃の座り姿勢の悪さ、それに疲労の蓄積のストレスが背骨の左右バランスを悪くさせたことによる足底筋膜炎であった。

背骨の左右バランスを修正していきながら、仕事中の姿勢への意識と十分な睡眠による疲労の回復によって、順調な改善をもたらすことができたと思われる。

給仕の待機中、立ちっぱなしにさせるのではなく、良い(見た目も美しい)座り姿勢で待機させること。

このように、お店側へ掛け合うよう指導したことが、大きなポイントになったのは間違いないだろう。

症例4

患者
男性 40代

来院
2015年6月

症状
職業は土木関係の会社員。デスクワークと肉体労働が半々くらいで、慢性の首痛と腰痛を発症している。

特に疲れがたまると右足裏が痛くなる症状に悩まされている。これまで他院の整体に通っていたが、改善していない。

現在は、病院に通院していて、痔も治療中。漢方の乙字湯を処方されたが、効果は得られていない。

半年前と1週間前に自動車で追突されており、半年前には、ぎっくり腰も発症していた。

足底筋膜炎 症例4 画像

治療内容と経過
デスクワークの際に、下を向きっぱなしになる時間が極端に長いこと。普段から浅く座って背もたれるクセがあることを問診で確認。

足底筋膜炎の原因として、背骨全体のゆがみを右足裏で支えきれていないことが考えられる。

DRT三大指標の検査(圧痛を弱中強で評価)
右下腿三頭筋 強
右僧帽筋 強
右C2 中

調整は、心地良いと感じる強さを確認しながら背骨を揺らしていき、特に可動性が悪かった胸椎2番と腰椎5番を入念にリコイルした。

施術後の再検査で、圧痛は全体の8割方クリアになっていたのでOKとした。その後、注意事項の説明と座り方の姿勢指導を行った。

初回の施術翌日に、首と肩の痛みが緩和したのを確認。

3回目で、慢性の首と肩の痛みが消失。4回目で、右の足底筋膜炎が消失した。その後、すべての症状が再発していない。

考察
デスクワーク時の悪い姿勢と疲労の蓄積、そして追突事故による外傷のストレスが背骨の左右バランスを悪くさせたことによる足底筋膜炎であった。

背骨の左右バランスを修正していきながら、仕事中の姿勢への意識と十分な睡眠による疲労の回復によって、順調な改善をもたらすことができたと思われる。

程度にもよるが、追突事故は高い確率で背骨のゆがみを引き起こす。事故時に痛みがなくても、後々になって発症することが多いので、注意が必要である。

症例3

患者
男性 40代

来院
2015年5月

症状
職業は会社員で、店頭での販売を担当。2ヶ月前から左足のかかとの部分に痛みが出現し、徐々に増悪。

1年前から腰痛(左)と脇腹痛(左)も発症している。

整形外科で足底筋膜炎と診断され、3ヶ月ほど治療を受けたが改善されなかったため来院。

足底筋膜炎 症例3 画像 

治療内容と経過
店頭での販売という仕事の性質上、立っている時間が長く、作業するのに右側へ体重をかけてしまうクセがあること。普段から座り姿勢が悪いことを問診で確認。

足底筋膜炎の原因として、左の足底筋膜部で無理をして支えていることが考えられる。

DRT三大指標の検査(圧痛を弱中強で評価)
右下腿三頭筋 強
右僧帽筋 中
右C2 弱

調整は、心地良いと感じる強さを確認しながら背骨を揺らしていき、特に可動性の悪かった胸椎4番、腰椎2番を入念にリコイルした。

施術後の再検査で、圧痛は全体の8割方クリアになっていたのでOKとした。その後、注意事項の説明と座り方の姿勢指導を行った。

初回の施術翌日、まだ痛みはあるが、以前よりも真っすぐ立ちやすくなったことを確認。

3回目で、左の脇腹の痛みが消失。4回目で、左の腰痛が消失。

左の足底筋膜炎は6回目で消失した。その後、すべての症状が再発していない。

考察
立ち仕事の際に、できるだけ左右均等の体重配分で立つのを意識しなかったことによって発症した足底筋膜炎だった。

左の足底筋膜部だけでは体を支え切ることができず、左の脇腹と腰で無理をして、右側へかかる自身の体重を支えるようになったのだろう。

背骨全体を正しい左右バランスへ導いた上で、左右均等に立つことを意識してもらったおかげで、順調な回復につながったと思われる。

睡眠不足も回復の大きな妨げになっていた。早く治したいのであれば、夜の十分な睡眠は必要不可欠である。

症例2

患者
男性 30代

来院
2015年2月

症状
職業は電車の運転士。3ヶ月前から右足のかかとの部分に痛みが出現し、徐々に増悪。

5年くらい前から偏頭痛(右)と外反母趾(右)も発症している。

整形外科で足底筋膜炎と診断され、2ヶ月ほど治療を受けたが改善せず。鍼灸にも定期的に通ったが、こちらでも改善されなかったため来院。

足底筋膜炎 症例2 画像

治療内容と経過
運転士という仕事の性質上、立っている時間が長く、右側に体重をかけてしまうクセがあること。普段から座り姿勢が悪いことを問診で確認。

足底筋膜炎の原因として、右の足底筋膜部で無理をして支えていることが考えられる。

DRT三大指標の検査(圧痛を弱中強で評価)
右下腿三頭筋 強
右僧帽筋 中
右C2 中

調整は、心地良いと感じる強さを確認しながら背骨を揺らしていき、特に可動性の悪かった胸椎2番と仙骨1番を入念にリコイルした。

施術後の再検査で、圧痛は全体の8割方クリアになっていたのでOKとした。その後、注意事項の説明と座り方の姿勢指導を行った。

初回の施術翌日、まだ痛みはあるが、以前よりも真っすぐ立ちやすくなったことを確認。

4回目で、右の外反母趾の痛みが消失。6回目で、右の偏頭痛が消失。

右の足底筋膜炎は8回目で消失した。その後、すべての症状が再発していない。

考察
立ち姿勢の悪いクセによる構造的ストレスの蓄積が、かかとと足の外側だけで支えざるを得ないアンバランスな状態へ引き込んでしまった。

利き腕の右側に体重をかけることで楽に立っていたつもりが、返って背骨の左右バランスを崩し、右足首周辺部へ強い負荷をかけ続け、症状を発症させたのである。

仮に痛みが出現していたとしても、でき得るかぎりの左右均等を心がけるべきである。それが、これ以上の悪化を防ぐことにつながり、良くなった後も予防となる。

症例1

患者
女性 30代

来院
2014年12月

症状
3週間前から右足の甲と足裏(特にかかとの部分)、すねに痛みが出現した。

痛みがひどくて趣味のゴルフやヨガができなくなってしまっている。

マッサージに定期的に通っていたが、改善しなかったため来院。

足底筋膜炎 症例1 画像

治療内容と経過
立ち仕事のパートをしていて、右に体重がかかってしまうクセがあること。普段から座り姿勢が悪いことを問診で確認。

足底筋膜炎の原因として、右の足底筋膜部で無理をして支えていることが考えられる。

DRT三大指標の検査(圧痛を弱中強で評価)
右下腿三頭筋 強
右僧帽筋 中
右C2 中

調整は、心地良いと感じる強さを確認しながら背骨を揺らしていき、特に可動性の悪かった腰椎2番を入念にリコイルした。

施術後の再検査で、圧痛は全体の9割方クリアになっていたのでOKとした。その後、注意事項の説明と座り方の姿勢指導を行った。

初回の施術翌日に、右足すねの痛みが消失したのを確認。

3回目で、右足の甲の痛みが消失。4回目で、右の足底筋膜炎が消失した。

考察
立ち仕事によるストレスが背骨の左右バランスを悪くさせた典型的なパターンであった。

楽に動きやすい利き腕の右で作業することに慣れてしまっていたため、右側へ体重をかけるクセができて、右足首周辺部への極端な負担を招いてしまった。

背骨の左右バランスを修正した上で、仕事中の立ち姿勢と座り姿勢を気を付けてもらうことによって、順調な回復をもたらすことができたと思われる。

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